スモールビジネスにおけるWebサイトの必要性

スモールビジネスにおけるWebサイトの必要性

こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。

スモールビジネス、特に個人事業主の方において、Webサイトって結局必要なのか?こんな話を良く聞くと思います。結論から言ってしまうと、私は、必要である!と考えています。

スモールビジネスにWebサイトが必要な理由

理由1. 信頼感を出すため

SNSやアメブロ、noteなどは便利ですが、誰でもすぐアカウントを作れて、すぐ削除出来ます。その反面、Webサイトを持とうと思うと、ドメインを契約してサーバを契約、その上にサイトを構築し、情報を整理整頓して掲載しなければなりません。大体の方が、「ちゃんと手間をかけているな」という印象を持ってくれるのではないでしょうか。

同じようなサービスを売っている2社があって、内容と値段はほとんど変わらない。でも一方はきちんとしたWebサイトを持っている。あなたならどちらに依頼しますか?BtoBサービスなら尚更、答えは明確でしょう。

理由2. オリジナルのドメインが利用可能

オリジナルのドメイン??なにそれ?という方も多いかもしれません。ドメインというのは、.comとか.jpとかのURLのことなんですが、いわばWeb上のサイトの住所みたいなものです。そもそも住所だけにIPアドレスというものを持っているのですが、IPアドレスはただの数字の羅列で人間が判断しづらいので、それを識別しやすくしたドメインというものをあてるのです。

これは文字列に空きがあれば好きなものに決められます。そうです。会社名や屋号、自分の名前で取れるのです。

名刺に、メールの署名に、自分の事業にアクセスしてもらえるように何か自分が持っているオンライン上の情報をリンク先として載せますよね。

今や、他のSNSサービスはいつ無くなるか分かりません。mixiもあんなに流行ったのに無くなりましたよね。TwitterもXとなり、今はまだURLはtwitterのままですが、それもいつ変わるか分かりませんね。5年後、10年後に、ふと昔のお客様が自分のことを思い出して、そのリンク先にアクセスしてくださる。まだ自分の情報がそこに間違いなくあると言いきれますか?

独自ドメインのWebサイトなら、インターネットの存在がなくならない限り、それはありません。

理由3. コンテンツを自分の手元において運用できる

これも同じく、SNS、ブログサービスなど、他社依存のコンテンツはいつ無くなるか分かりません。せっかく何年もかけて発信してきたものも、そのサービスが廃れてしまったり、サービスそのものがなくなってしまったら水の泡です。でも独自ドメインのWebサイトでブログを掲載していたら。自分が消そうと思うまで消えることはありません。

なおこれはWixやJimdoなどには当てはまりません。こういった簡単にWebサイトが作成できるサービスは、ブログ投稿機能があってもそれを他社サービスに移管出来ない場合が多いです。ワードプレスはオープンソースなのでサービス自体がなくなる可能性は低く、STUDIOもワードプレスのブログを移管できる機能があるので、コンテンツをしっかり保管したい場合は良く内容を確かめこれらの柔軟性が高いサービスを使用すると良いでしょう。

理由4. 利用規約や個人情報保護法、特商法表記を掲載するため

何か事業をして顧客からお金を得ているのであれば、利用規約や個人情報保護法、特商法表記を掲載することは必須でしょう。トラブル防止にもなります。ではこれらはどこに掲載させるのがいいのでしょうか?もちろんWebサイトですね!ブログやSNSなどには、掲載するスペースがありません。

また、これらをしっかり掲載していることが、もちろん信頼感にも繋がりますね。

今や顧客ともオンラインで出会うのが普通。いかに信頼をしてもらうか。しっかりと情報を提示できるだけ提示しておくのがベストでしょう。

理由5. 情報をわかりやすくまとめておける

Instagramにはイベントのお知らせ、Xではキャンペーンのお知らせ、ブログの記事にはサービスのお申し込み方法。情報がバラバラとしていたら、あなたの事業に興味を持って訪れてくれた方が迷ってしまいます。

Webサイトを見たら知りたいことがすぐわかる。申し込み口が明確である。大体の方はそう期待しているはず。でも探しても探してもWebサイトのURLが見つからない・・お客様も申し込みたくても申し込めません。

見込み客の方々を逃さないためにも、Webサイトを作ってしっかりそこに情報を集約しておくのが必須です。

さて、いかがでしたでしょうか。今日はスモールビジネスのWebサイトの必要性について書いてみました。

それではまた!