ブランディングをするとビジネスの意思決定が早くなる

ブランディングをするとビジネスの意思決定が早くなる

こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。

ブランディングをすると、ビジネスで意思決定をするときに迷いがなくなります。

まずは見た目のデザインについて。

自社で新しく、YouTubeを始めるとしましょう。YouTube動画を始めるには、見た目の部分でも決めるべきところがたくさんあります。

・撮影の背景はどうするか
・撮影時の衣装はどうするか
・各動画のサムネイルはどうするか
・YouTubeチャンネルページのアイコンやチャンネルアートはどうするか

これらをなんとなく選んでいたら、まずユニークなチャンネルは作成できないでしょう。
少しでも「自社らしさ」を出しながら作成しようと考えるはずです。ただ何を指標に決めればいいのか?最初はものすごく時間がかかると思います。

でもすでにブランディングが完了していたら・・・
ブランディングシートというものが手元にあるはずです。
ブランディングシートとはこんなもの

使用するカラーが、フォントが決まっている、ロゴが決まっている、使うべき写真の系統も決まっている。
大体のイメージが決まっているので、それに沿ったものにするだけです。
悩む時間が取られません。

ブランディングとは、見た目のデザインだけではありません。
見た目のデザインを決める前に、ブランド・コア作成という最初のステップで、コンセプトなどを固めていきます。(デザインはそれらを可視化して伝える手段です。)

これをきちんと固めると、例えばXで、ブログで、「何を発信するか」に迷いが出ません。

例えば、Design studio M. のコンセプトのうちの一つに、

Webサイトは、お客様とのコミュニケーションツール。 独りよがりで、相手のことを考えない、押し付けがましいデザインでは、コミュニケーションが成り立ちません。 一方的な発信しかできないからこそ、「訪れた方がどう受け取るか」を大事にデザインします。

Design studio M. コンセプト:https://designstudio-m.jp/concept/

というものがあります。

これをベースにXでもブログでも発信をしているわけなのですが、私は必ず「受け取り手が受け取りやすいメッセージにする」ことを心がけています。

例えば、SNSでは「ちょっと強い言葉遣いをした方が反響を呼びやすい」ということがあると思いますが、私はそれはコミュニケーションだと思いませんので、使いません。

それをするのがいいか悪いか、という意味ではなくて、たとえば、「Design studio M.を擬人化したらそういう性格ではない」というだけです。

後は、業界用語を使わずにできるだけわかりやすい言葉を使うように心がける、ポジショントークはしない、いろんな考えの人がいるので、言い切るような言葉はできるだけ使わない。

などでしょうか。

こういうものも、自社の「コンセプト」などがきちんと決まっていない状態(もしくは浸透していない状態)だと、
「SNSの投稿がなかなかバズらない、もっと強い言葉を使ったほうがいいのでは」などと変な工夫をしてしまい、企業アカウントなのにちょっと不安定な(メンヘラっぽい)発信になってしまったりと、迷走する時間が増えてしまうのでは、と思っています。

ブランディングをしっかりと行い、自社サービスに明確なコンセプトを持って、「この言い方、やり方が自社らしい」と納得できていれば、多少バズらなくても安定した発信を続けることができるはずです。

見た目と発信が安定している、というのも、安心感を持てる企業の第一条件です。
そういった意味でもブランディングはコスパ・タイパが非常に高いと感じています。

ぜひ導入を検討してみていただければと思います!

→Design studio M. のブランディングサービス

それでは、また!