ブダペストのカフェ事情は日本とちょっと違う

こんにちは!デザイナーの髙田です。

私はパソコンがあればどこでも仕事できるので、気分を変えるためにカフェで仕事をしたりするんですが、ブダペストのカフェ事情、日本とはちょっと違うな〜と思っています。

まず、チェーン店があんまりない。スターバックスはあるんですが、あとはヨーロッパ系のチェーン店が少し。でもどちらかというと独立店の方が多いんです。

私が一番良く行くカフェは、自宅から歩いて30秒のところにあるMadal Cafe。ブダペストで一番有名な建物、パーラメント(国会議事堂)のすぐそばです。

Madal cafeは狭くて小さいお店が多い中、広々としていて仕事しやすい。同じように考える人が多いのか、パソコン作業をしている人がいつもたくさんいます。そしてコーヒーがとても美味しい!
ヨーロッパではエスプレッソがメインで、日本では主流のドリップコーヒーがないお店も多いんですが、ここはそれが置いてあるのも良いところ。ちなみにホットのドリップコーヒーはBatch brewかHand dripと言います。アイスは日本では主流のドリップコーヒーを冷やしたものはなくCold brewのみで、夏しか置いてないお店も。ヨーロッパは冬も室内がセントラルヒーティングであったかいので、冷たい飲み物が欲しくなるんですが・・。

さて、次にご紹介する3店は、最近Madal以外によく行くカフェベスト3。

Kaffeine Espresso Bar
Lui
Fanka

「Kaffeine Espresso Bar」は、パートナーの家の近くにあるカフェ。住宅街のど真ん中にありますが、意外と人が多い。ここもCold brewがあります。お店で作っているのではなく(多分)、ペットボトルで売られている。写真のピスタチオのペストリーがクリーミーで絶品です。そしてわんこ連れで来る人が多い!これも個人的に嬉しいポイント!笑

「Lui」は、家から歩いて3分くらいのとこにあるBreakfast bistro。ここはフードがとても美味しいんです〜!写真のはタルトタタン。サンドイッチやキッシュやパンが豊富で、お腹が空いている時はここに決定!平日だと空いているので仕事もしやすいです。

「Fanka」はパートナーの会社の近くのカフェ。彼のオフィスに寄ったついでにたまに行きます。店内はとても小さくって、長居できる感じではないんですが、なんだか雰囲気がとても可愛い感じ。どうやら家族経営っぽく、たまにキッズがお手伝いしています。ここはドリップコーヒーはないのでいつもカフェラテで。先日クロワッサンを食べたら美味しかった!

さて、では次は昔よく行ってたけど最近あんまり行かなくなったカフェをご紹介。笑

flow specialty coffee bar & bistro
kávétársaság
SixLetter Coffee Co.

「flow specialty coffee bar & bistro」は、家からちょっと遠いのが理由で最近あんまり行きません。。バスを使って家から20分はかかります。ここも広々としていて仕事しやすいカフェです。ドリップコーヒーの大きいサイズが選べてポットで出てくるので、一度来たら長居になる私にピッタリ。手作りのフレッシュレモネードがあるところもポイント高いです。こちらのカフェでは冷たい飲み物がコーヒー以外だとお水か既製品のジュースしかないところも多いですね。あとはビーガンの本格的なランチコースがあってとても美味しい。朝から丸一日いても大丈夫!遠くなければ毎日行きたいところ!

「kávétársaság」は割と家から近いし綺麗で大好きな通りの先にあるのですが、ここは手作り系の食べ物が全然なくて。私はカフェに行く時は朝ご飯をついでに食べることが多いので、なのであんまり行きません。コーヒーは美味しいと思うし、お茶が豊富です。店内はスタイリッシュで良い感じですよ。

「SixLetter Coffee Co.」も家からめちゃくちゃ近いです。コーヒーも美味しいし、フード系も豊富。でもネットのつながりが悪くて、、これはちょっと致命的なので、それで行かなくなりましたね。

ブダペストにはまだまだたくさん素敵なカフェがあって、先日も歩いていたら、新しくオープンしたカフェがいくつかありましたね!チャレンジしたいところなんですが、ネットのつながりどうかなーとか、居心地どうかなーとか、トイレ綺麗かなーとか、ついつい考えてしまって。結局いつものカフェに行ってしまいますね・・。カフェについて考える時間より、仕事について考える時間が欲しいですしね・・

ちなみに小ネタですが、海外ではよく、荷物を置いたまま席を立つなと言いますね。ブダペストはかなり治安が良くて、流石に財布を置きっぱなしの人とかはいませんが(まあ日本でもいませんよね?)パソコンやスマホ置きっぱなしで席を立つ人はいます。
でももちろんそうしたくない人もいます。私もそう。そういう時はどうするか?隣に座っている人に「Can you watch my laptop?」と声をかけます。これ、私いいカルチャーだなあと思うんですよね。なんかこう、カフェで仕事しているもの同士、助け合うというか。なんか知らない人に信用されちゃった感というか。
で、先に声をかけてもらうと、私も頼みやすくなったりして。日本だとこういうのないのが寂しいなと思ったりしますねー。これがきっかけでちょっと会話したりね。こういうのが楽しいので、カフェに行くのもありますね。あと犬。ヨーロッパは基本犬も店内OKなので、真隣に犬が寝そべってたりして、触らせてもらったりして、ちょっと嬉しい笑

さて、ここからは番外編、今年ヨーロッパの他の国で行ってとても良かったカフェをご紹介!

Yiasemi in Athens
This is Loco in Athens
de koffiesalon centrum in Amsterdam

今年はアテネとミラノ、クロアチアのポレチ、アムステルダムと、いろんなヨーロッパの国に旅行に行きました!現地で行ってとても良かったカフェを、一部ですがご紹介!

「Yiasemi」はギリシャはアテネで行ったカフェです。パルテノン神殿の近くで、狭い飲食店がひしめき合う階段を上がって行ったところにありました。内装がめちゃくちゃ可愛くて・・。ヨーロッパのおばあちゃんの家にありそうな椅子やテーブルで、それぞれバラバラなんですが、古いヨーロッパの建物を使ったこのお店によく似合う。天井にキラキラのライトが飾ってあり、お花がたくさんで、女子は絶対好きですね!
ちなみに肝心のお味は・・うん、まずまずかな笑

「This is Loco」もアテネで行ったカフェの一つ。アテネには友人と会うために行ったのですが、彼女は後半仕事だったので、一人でカフェ巡りをしつつ仕事してました。ここは天井が高く吹き抜けになっていて、ガラス戸がオープンにしてあり気持ちよかった!夏だったので最高でしたね。ここで食べたデニッシュのサンドイッチも最高で、短い滞在中に2回も行きました。

「de koffiesalon centrum」はアムステルダムで。ここもレトロな雰囲気が可愛いカフェでした。中古屋さんでありそうな、1970年代っぽいイスと扇風機が可愛かった。9月に行ったのですが、この日はかなり暑くって、Cold Blewが飲みたかったけどなくて、アメリカーノのColdです。この日、一日一人でアムステルダムをウロウロしてたんですが、あんまり入りたいカフェがなくて、トイレもないし、結構困ったかも。ブダペストは良いカフェが多い気がする。

さてさて、今日はブダペストとヨーロッパのカフェ事情について話してみました。日本とちょっと違いますよね。日本はどちらかというとチェーン店が多い印象。特に日本の自宅の近所にはチェーン店しかなくて、、。こちらに来てからは、カフェ巡りも楽しみの一つになりましたね。今日ご紹介したカフェはどこもおすすめなので、ブダペストにお越しの際はぜひ訪れてみてくださいね。

それではまた!