自社のサイトがお客さんにどう見られているのかを知る方法

こんにちは!Webデザイナーの髙田です。

自社のWebサイトをお持ちの皆さま、実際訪れてくれたお客さんが、サイトをどのように見てくれているのか、気になりませんか?

サイトの分析をするツールといえば、Googleアナリティクスですよね。使ってはいなくても、聞いた事はある、という方も多いのではないでしょうか。

Googleアナリティクスでは、基本的に数字でサイトがどのように見られているか、サイト内で何が起こったかを教えてくれます。でも、慣れていないと見方がちょっと難しいですよね。
そこでおすすめなのが、「マイクロソフト クラリティ」というツールです。

その名の通り、マイクロソフトが出しているツールで、なんと無料!そしてこのツールの個人的に一番良いところは、「お客さんがサイトを見てくれている様子を動画撮影してくれる」ところ!
これを見るだけで、実際にどの部分に興味を持ってくださっているのか、丸わかりになるんです。

百聞は一見にしかずということで、実際私のサイトの動画をお見せしますね。

こんな感じで、お客さんがどう見てくれているか分かります。

この録画のお客さんの行動は、

  1. 実績一覧をじっくり見てくれている。
  2. サービスについて興味があるようだ。
  3. コンセプトページは開いたがあまり読んでいない。
  4. サービスについては価格表のページを開き、一つ一つの項目をしっかり読んでくれている。
  5. Free giftという項目について内容に興味があるようだ。
  6. Free giftのページを開いてみたが、ざっと読んで特に興味が持てなかったようだ。

そして、こちらは、ちょっと長いので途中でカットしてますが、最終的にお問い合わせにつながっていません。

ここから分かる事は、推測ですが、

  • Webサイト制作を依頼したいという意思はありそうだ。
  • 制作会社の個性よりも、どちらかというとサービス内容を重視している方かもしれない。
  • もしくは、当事務所のコンセプトが特に印象に残らなかったのかもしれない。
  • でも数ページにかけて閲覧してくれているので、多少は興味を持ってもらえたかもしれない。

このような感じでしょうか。

そして、お一人だけの行動ではなんとも言えませんが、もし同じような行動をしている方が何人もいらっしゃる場合は、改善した方がいいところがあるという事ですね!

この場合は主にコンセプトページの部分とサービスのページの部分でしょう。あとはもちろん、お問い合わせに繋がってませんので、お問い合わせまでの導き方を工夫する必要があるでしょう。

コンセプトをもっと、刺さる内容に変える、言葉を変えて伝えてみる。サービスページにももっと工夫が必要かもしれません。お問い合わせをするきっかけになるものを、もう少し追加する必要もあるかもしれません。

色々な仮説を立てては、実行してみて、また、このようなツールでお客さんの行動を確認する。これを繰り返して、きちんと目的に合ったサイトに育てていきます。
自分がお客さんだったら、どうするか?お客さんの立場になって、何を求めているかを考えていきます。難しいように感じますが、ビジネスの考え方の基本と一緒です。

とにかくまずは慣れることが大事です。マイクロソフトクラリティ、導入してみるところから、少しづつ始めてみてくださいね。

それでは、また!