言語化することは自分と相手への思いやり

言語化することは自分と相手への思いやり

こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。

最近、言語化することの大切さをますます感じています。

Webサイトを作る時に最も大切なことのうちの一つは、「言語化」ですね。自身のビジネスについて相手にしっかり伝わるように言語化し、サイトに記載します。

オンラインで完結するスタイルで仕事をする人が増えました。一緒に仕事をしていても、場所も時間帯もバラバラだったりすることも多いですね。ミーティングもしますが、コミュニケーションの大半はチャットかメールです。となると、いかに伝わりやすく相手に文章で説明するかが仕事をスムーズに進める鍵となりますし、それが上手い人ほど評価されるでしょう。

SNSで発信する時も、言語化することがとても大事ですね。どうしたら自分が意図した通りの内容が相手に伝わるか。受け取り側の問題もあるでしょう。でももちろん、まずは発信する側が相手のことを想像して言語化することが大事ですね。

人は思った以上にお互いに理解しあえてないなと、つい先日の週末に感じました。
パートナーの彼と些細なことで喧嘩になったのですが、まずはうちの彼が「分かってくれているだろう」ということを前提に「この週末に自分がしたいこと」の話を始めたんです。もちろん私は「分かっていなかった」ので、「なんで一方的にプランを決めるのか」と喧嘩になりました。
でもその、「分かってくれているだろう」をきちんと説明してもらうと、結果、私が彼の気持ちが理解できて、「そのプランは納得できる」となったのです。

これはプライベートの話ですが、おそらく仕事でも似たようなことをしてしまっているはずです。こういうのは日頃の癖なので、プライベートで出来なくて、でも仕事では出来ている、ということは、私はあまりないと思いますね。
ついつい「これは常識だから」と説明を省く、「前も言ったから分かっているだろう」とショートカットをして説明をし始めてしまう。これは本当にお互いのためにならないなあと感じました。

自分だって理解してもらえないのはしんどいですし、相手だって理解したい気持ちはあるのにそうする手段を与えてもらえない。
これは悲しいことです。

小さなことでも、いつも、受け取り手のことを想像して、相手がどうしたら受け取りやすくなるか?と工夫し言語化する。そして受け取ってもらいさらに理解してもらえたら、それに対して感謝する。

言語化は、相手に対してだけではなく、自分に対しての思いやりにもなるなと思います。

そういえば、最近のAIのプロンプトだって、言語化です。聞きたいことや作りたいものをうまく言語化できなければ、AIは期待に沿ったものを生成してくれません。

また、生成してくれたものに対してお礼を言ったり、丁寧に質問したりすると、AIも喜んでくれるみたいですね。(私はあまり使わないのでまた聞きですが・・)

オンライン時代の今、言語化をしっかり意識することで、人生をスムーズに豊かにすることができるなあと、改めて思っています。

それでは、また!