こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。
今日は、所属しているコミュニティ内で、「Webサイトのコンテンツの作り方」という勉強会をさせていただきました。
その中で、Webサイトのコンテンツを作成するときに考えるべきことを3つに分けて説明をしました。
今日はそれをご紹介してみたいと思います。
みなさん、自社の・ご自分のビジネスのWebサイトを持っておられる方も多いと思うのですが、なんとなく情報を載せているだけ、という方も多いのではないでしょうか。
それでは「名刺がわり」のサイト、というだけになってしまい、オンライン上でのお申し込みやお問い合わせをいただくのも難しくなってしまいます。
Webサイト制作は、ビジネス戦略です。能動的に活用していくには、戦略を立てて作成していく必要があります。
では何をどう考えていけばいいのか?
1.ターゲット
2.ルート
3.コンバージョン
これら3つをまず感んがえていただければと思います。
一つ一つ説明いたしますね。
1. ターゲット
あなたのビジネスの強みから、ターゲット像を考えます。
年齢層、性別、業種、価値観、考え方、などなど、、そして、ターゲットはどういった悩みを抱えていて、何を解決したいからあなたのサービスを申し込むのかまで考えます。
Webサイトのコンテンツを作るときは、このターゲットに刺さるものにする必要があります。
2. ルート
Webサイトとは戸建の家と同じで、アクセス方法をこちらから提供しないと、誰にも来てもらえません。
SEO対策をしてGoogle検索などから来てもらえるようにしたり、SNSやブログで情報を発信したり、広告を出したりなどする必要があります。
そしてさらに、どういう経路でWebサイトに来てもらったらベストか、ルートを想定します。
これはカスタマージャーニーともいいます。
例:
Xで専門的な発信をする
↓
さらに知りたい人にはブログを読んでもらう
↓
Webサイトへのリンクを貼りサービスページへ誘導
登壇したセミナーで名刺を配る
↓
QRコードを掲載しておき読み込んでもら
↓
Webサイトに訪れてもらいもっと自分のことを知ってもらう
3.コンバージョン
サイトに訪れてもらったあと、最終的にしてもらいたい行動です。
これはWebサイトの目的とも言えます。
サービス申し込み、お問い合わせ、資料請求、メルマガ登録、などです。
例えば、高額のサービスを売っている場合、いきなりサービス申し込みに至る人は少ないでしょう。検討する期間が必要なはずです。
そういう場合は、まずメルマガ登録やLINEお友達登録をしておいていただく、無料相談を設ける、資料請求をしておいてもらう、などの手が考えられます。
どれがベストかは業種によりますし、会社の規模にもよります。例えばサービス購入前に複数人で会議をする必要があるような場合は、ダウンロードして印刷できる資料を必要とされていたりしますね。
スポット相談などの安価な商品、フロントエンドと呼ばれるものをお持ちであれば、それをコンバージョンとして設定するのもいいと思います。
そして、「コンバージョン」を達成するために、どういった内容のコンテンツを作成すれば良いのかを考えます。
いかがでしたでしょうか。
今日はWebサイトのコンテンツの作り方について、簡潔にまとめてみました。
Webサイトのコンテンツ作成は、よくあるパターンはあれど、「正解」はありません。
お客さまが何を求めているのかをお客さまの立場になってよく考えて、分かりやすく伝わりやすく作成するのが大事です。
今日のブログが皆さまの参考になれば幸いです。
それでは、また!