私の「Webマーケティング」についての考え方

こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。

ビジネスをされているみなさんは、Webサイトを作ったりSNSで発信をしたりされていると思いますが、なぜそれらを行なっているのでしょうか。
私は総じて「出会う」ためだと思っています。オンラインでWebサイトを公開したりSNSをやる意義は、オフラインで出会うよりもより多くの人と出会えることです。

「Webマーケティング」という言葉がありますが、便宜上使うことはあるものの。正直私はあんまり好きではありません。これは、「Web上でどんな人たちとどう出会ってどういった関係性を作っていきたいか」ということだと思うのです。そしてこの「出会う」ことの、オフラインとオンラインの考え方は、基本的には同じだと私は思っています。

ただ、違いはもちろんあります。オフラインに比べると、オンラインでの出会いは基本的に希薄。リアルに出会うより圧倒的に情報量が少ないです。そこをどう埋めるか。
私は、「ビジネスの在り方をしっかりと見つめ、それを言語化・視覚化させていくこと、=ブランディング」が鍵だと思っています。

私がブランディングをさせていただく際、「タッチポイント」というワードをよく使います。タッチポイントとは、ブランディングでいうところのブランドコミュニケーションの部分で、お客さまと私たちが出会う場所のこと。SNSやWebサイト、ブログなどがそうですね。このタッチポイント、「出会い」の一つ一つを良い経験として積み重ねていただいてはじめて、お客さまが私たちのファンになってくださったりサービスを購入してくださいます。

ではどうやったら良い経験として積み重ねていただけるのか。
それは、Webサイトを見てもどのSNSを見てもあなたのビジネスのイメージがぶれないこと。そしてそこにきちんと想いやエネルギーがのっていること。
そして基本的にはこちらから一方的にコミュニケーションするものだから、とにかく一つ一つ丁寧に。

この土台ができてから、いわゆる「Webマーケティングのハウツー」を利用すると良いのかなと思います。

オンラインって、ちょっと特殊なものだということで、変わったことをしがちですが、オフラインと何ら変わりません。ツールを使う必要がありアプローチの仕方にコツがあるだけ。いつもこの画面の向こうには生身の人がいるということを忘れずにコミュケーションをしていきたいですね。

それでは、また!