オリジナルの革製品が作れるスタイリッシュな工房ビジネスは八方良し!

こんにちは!Webデザイナーの髙田です。

ちょっと前・・の話になりますが、、去年(2022年)の12月の話なんですが、ブダペストにある皮革製品の工房、Mitter sisters(ミッターシスターズ)で、クリスマスプレゼントの財布を作った時の話をさせてください。

この工房はとてもとても印象的で、Instagramをフォローしていて、今でも良く投稿やサイトを覗きに行くんです。

工房の外観がとても可愛い!
ここはブダペストに来て少し経った時、街を歩いていた時に偶然通りがかって見つけました。窓際の台の上で女性たちが作業しており、お洒落だし、楽しそうだしで、その後ネットで検索して、いつか絶対何かを作りに行こうと思ってたんです。
そして、去年のクリスマスにプレゼントをあげる機会ができ、タイミングよくワークショップがあったので申し込みました。

私が申し込んだのはお財布を作るワークショップでしたが、基本はバッグ制作がメインみたいです。リュックやショルダーバッグ、クラッチなど色んな種類のバッグが作れます。

このお財布を作りました!
後に並んでいる素敵なバッグたちは、サンプルです。これらが作れるワークショップがあります。下に並んでいるのは使用できる革たち。パーツごとに好きな革を選んで作成できます。

さて、少し前から世界的に「ビーガンレザー」と呼ばれる合成皮革をファッションに使用することが流行っていますね。私はこれに違和感を感じていました。そしてここMitter sistersに訪れた時に聞いた革製品についての説明で、なぜ違和感を感じていたかが分かってスッキリしました。

Mitter sistersでは本物の革のみを扱っていますが、その全てを食肉産業で出た皮のみを買い付けて加工している業者からのみ購入しています。
私たちは日々お肉をいただいているので、その廃棄物としての革を使用することは理にかなっているといえます。また、本革はプラスチックやビニールで出来た合成皮革と違い劣化しにくく丁寧に使えば一生物となります。そして廃棄した時の生分解性も優れています。

ファストファッションの流行のおかげで大量生産大量廃棄が大問題になっていますね。私もファストファッションは便利なので利用しますが、環境に一番いいのは気に入ったものを長年愛用することと考えています。こうやって自分で手作りしたものには愛着が湧きますし、使い捨てしません。そして本革製品なので長持ちです。

私はこのMitter sistersの考え方に大いに賛同しました。ビジネスとして、八方良し!そう思います。これからのビジネスはこうでなくては!

工房のようす
こうやってあてて革を選んでいきます
少しづつ出来上がっていくパーツたち

今までは、ものすごく簡単に言うと、いかにお金を儲けるかという考えが中心のビジネスがメインでした。これに巻き込まれて苦しい人もいるけど、それがビジネス、うまく立ち回らないといけない、と。
でもこれからは、皆のために良いことをする、その結果お金が豊かに回ってくる。このやり方がメインになってくると思っています。綺麗事に聞こえるかもしれないですが、こちらの方が物事の本質を見ていかないといけない分、厳しい面もある。

私はMitter sistersのおかげでこれからのビジネスに大きな希望を見ることができました。そして私もそんなビジネスを目指していきたいと思っています。

それではまた!