ブダペスト在住Webデザイナーの自宅兼事務所をご紹介

ブダペスト在住Webデザイナーの自宅兼事務所をご紹介

こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。
そういえば、こちらで私の自宅兼事務所のご紹介をしたことがなかったなあと思い、今日はこのことを書いてみようと思いました。

私がブダペストに引っ越したのはちょうど3年前。今思うとあっという間でした。
実はブダペストって、来てみるまでどんなところか知らなかったんです。コロナの規制が緩くなり、渡欧できるようになったのが3年前の夏。最初はヨーロッパをしばらく楽しんだら3ヶ月くらいで帰ろうと思っていました。

最初に行ったのはオーストリアのウィーン。数日滞在しコロナの規制が厳しめだったので、緩めと噂のチェコはプラハに移動。2ヶ月ほどのんびり滞在していました。そろそろ帰ろうかな?という時に、同じくチェコに滞在していた友人が、ブダペストで居住許可を取るとのこと。聞いてみると、どうやらそこまで難しくなさそう?ヨーロッパに移住するチャンスかも?というわけで、思い切ってハンガリーはブダペストに来てみたわけなのでした。

ブダペストではまず1週間ほどAirbnbでアパートを借り、その間に長期滞在用のアパートを探しました。
不動産サイトを見て良さそうな部屋を見つけては、エージェントに連絡するんですが、一向に返事が来ない・・・。探し始めて3日ほど経ったところで、まずいなあと焦り始めました。

何たってブダペストのAirbnbはすごく高いのです。3年前で、1週間で6万円くらいだった気がする。なのであまり長く滞在したくありません。居住許可を取るための担当弁護士ピーターにも協力を仰ぎ、エージェントに連絡をしてもらいます。

10件くらい連絡してもらったかな・・最初に電話を返してくれたところは、ハンガリー人じゃないと貸したくない、と却下されました。そしてこれ以外に連絡が来たのがもう1件だけ。これが今のアパートの大家さんが利用していたエージェントだったんです。

連絡が取れてすぐ、「明日内見できるよ、それでOKだったらすぐ契約書を用意するから週明けには引っ越せるよ」とメッセージが!今まで何の進捗もなかったのが信じられないほど一気に話が進みました。借りていたAirbnbもちょうど週末までなのでピッタリ。もちろんすぐに内見させてもらい、すぐ契約、引越しとなったのでした。

さて、長々と話しましたが、ここで実際のアパートの写真をご紹介。

家の前の大通り。ここを曲がって右に私のアパートがある。
いらっしゃいまっせ〜。
広めのワンルームです。この反対側にキッチンがある。

アパートメントの場所は、ブダペストで一番有名な建物、国会議事堂のすぐ近く!東京だと・・・千代田区か。千代田区は坪単価の価値が全国順位2位だそうです。そう、同じくこの辺りはブダペストの中でも高級な場所に入る5区というところです。政府の施設も多く、警察官が歩き回ってくれてるので、とっても安全。

気になるお値段ですが、38平米のワンルームで月193.000Ft(光熱費込み)、日本円だと8万くらいです(2024年10月現在)。お手頃ですよね。千代田区だといくらくらいするんだろう・・・。なお、ブダペストはここ3年でものすごくインフレし、アパートの価格も何割も上がったとか・・・。うちは光熱費が少し上がり、アパート自体も10,000ft値上げされただけにとどまりました。大家さんがすごく良心的な方で、これは本当にラッキーでした。

ここで仕事しています。
この部屋で一番お気に入りの黒いシャンデリア。
右側は私が書いた絵です。

写真にある黒いシャンデリアに一目惚れ&時間がなかったので即入居を決めたにしては、よく考えてみると本当に色々ラッキーで。
私が家で仕事をする必要なちゃんとしたデスクがあるし、エアコンが付いているし(ブダペストのアパートでは珍しいそう、うちの彼の家にもないです)、広くはないけど収納もバッチリ。
大家さんが建築家なんですよね。彼女がリノベしたんだと思う。こじんまりとしててもすごく使いやすい作り。あと、なんか入居した時、便器を新しいのに交換してくれました笑 親切じゃない? 賃貸なのに新しい便器って、気持ちいいよね。

すぐ引っ越すかな、と思いきや、気づいたらもう3年。あとどれくらいここに住むか分からないですが、今のところとても快適で気に入ってます。
次に引っ越すとしたら、どこになるかな〜?これからのブダペスト生活もとても楽しみです!

それではまた!