今どきのショートステイ・アパートメントは素敵な公式サイトを持っている

今どきのショートステイ用アパートメントは素敵な公式サイトを持っている

こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。

ヨーロッパに引っ越してきてから、ちょこちょことヨーロッパ内旅行をしています。その際のステイ先は大体Booking.comで探すのですが、ホテルでなく、アパートメントタイプを選ぶことも多いです。理由はなんといってもホテルよりも安価な場合が多いこと。いわゆるAirbnbでスタンダードになった民泊に近いスタイルといったところでしょうか。Airbnbが流行る前からこういうスタイルの宿泊施設があったかは分かりません。日本ではホテルか民宿しかなかったですよね。誰か知っている人がいたら教えてください。

アパートメントタイプの宿泊施設は、ビルが丸ごと短期ステイ用のアパートだったりして、管理人さんがいることもありますが、基本的には無人。掃除とタオル替えのサービスは、あるところとないところがありますね。雇う人も少なく、特別な部屋も必要ない。だから安価にできるんですね。

さて、最近のアパートメントは本当におしゃれなところが多いので、ついつい迷ってしまいます。去年はミラノとアテネに行って、その際はどちらもアパートメントにステイしました。

ホテルは写真で見た時と、実物との差がある場合も多いので、写真だけではなく場所や設備、レビューなど全ての情報をくまなく確認します。その際、どうしてもBooking.comに載っている情報だけではわかりづらい・・・そんなことありませんか?なので私は気に入ったホテルを見つけると、名前でGoogle検索をしてみるんです。

そうすると、公式サイトがあるアパートとないアパートがあるんですよ。公式サイトがないアパートの検索結果といえば、他のポータルサイトの情報が出てくるだけです。掲載情報もBooking.comとほぼ変わらず。これでは意味がありません。
で、公式サイトがあるアパートなんですが、まず公式サイトがある、というだけで安心感があります。やはりドメインをわざわざ取ってWebサイトを作るということは、手間がかかることなので、ちゃんと営業しているなと思うことができますね。運営会社の記載と連絡先、約款があるとバッチリです。(まあ当たり前のことなんですけどね、当たり前をの事をちゃんと行なっているか、は大事です。)なお会社の名前を念の為検索する場合もあります。最近は変な施設も多いので・・

ミラノでもアテネでも、公式サイトが決めてで予約を決めました。

アテネでの宿泊先

12keysアパートメント

ここはサイトに部屋ごとのページがしっかりとあったのが良かった。
大きい写真でしっかり部屋のインテリアを確認できたし、シンプルですが必要な情報は全部掲載されていて分かりやすいです。

お部屋も綺麗で快適でした。ここは建物全体が短期ステイ用アパートメントになっていて、管理人さんが1階にいていつでも相談できたので便利でした。

なお、このサイトはワードプレスで作成されていて、hotellerという宿泊施設専用のテーマを使用しているようです。そしてこのテーマで使用されている編集ツールが私も使っているElementorでした!

ミラノでの宿泊先

La Boutique – B&B in Milano

ここもサイトにフォトギャラリーがあって見やすかった。あとは公式サイトの方が値段が安かったので、公式サイトから予約しました。

ここも広くて綺麗でとても快適でしたね。
キッチンがあるところがアパートメントの利点。近所のスーパーで朝ごはんの材料を買って、朝を食べてから出掛けてました。

このサイトはbeb.itという、宿泊施設のサイトを無料で簡単に作れるサービスで作られているよう。こういったツールを使うのも手ですよね。

やはり、公式サイトのあるなしは、とても大きいと思います。宿泊予約サイトだと、どのホテルのページも見た目が全く同じで、写真だってあまり大きいサイズを掲載できません。どうしても料金で比べられてしまい勿体無いです。Webサイトを持つのは少し手間ですが、差別化にもなりますし、しっかり運用できれば長期的な効果が期待できるので、うまく活用できるといいですね。
もちろんブランディングをしっかり行うことも大事ですよ!

それではまた!