応援し合える生き方とビジネス

応援し合える生き方とビジネス

こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。

今日は、私がここブダペストで本格的にビジネスをスタートするために税務署にアパートメントの住所登録をしないといけないため、アパートメントの大家さんとその話し合いをしたのですが、本当に協力的な姿勢で対応してくれて、感動しました。
海外では直接契約が多いためか大家さんとのトラブルの話を頻繁に聞くのですが、私とうちの大家さんとの間ではそんなことは全く起きず、何か起きてもいつも暖かく対応してくれて感謝しっぱなしです。

私は本当に人に恵まれていて、本当に運がいいなあと思う事が多いのですが、なぜかと考えた時に、私が日々心がけていることが反映されているのかな?と思ったので、僭越ながら今日はそれをシェアしてみたいと思います。

私は私に関わってくれる人全てを、できる限り応援したいと考えていて、かつ、相手からもできる限り自分のことを応援されたいと考えています。
それができないなあと感じる人とは、できる限り離れるようにしています。昔はちょっと難しかったのですが、今はできるようになってきました。というか自動的にそういう人にはエネルギーを注げなくなり、自然に縁が切れることが多くなってきました。

昔は「応援したい」よりも「助けたい」という気持ちに近かったと思います。でも「助けたい」というのはちょっとおこがましいとどこかで気づけて。「助けたい」気持ちを持つのは悪い事ではないですが、なんとなく上から目線な感じがしませんか?その人は「助けなければいけない」人なのでしょうか。
そう思った事があって、なので今は「応援したい」がしっくりきています。

具体的に言うと、もし相手が何か悩んでいることがあって、その人がどうにかなると信じてなくても私がかわりに信じるとか、もちろん具体的に手を貸せる事があれば私のできる範囲で行動に移しますし、とにかく相手と関わる時は良いエネルギーを送るようにしています。

唐突ですが、「観測者効果」というものを知ってますか?物理学や心理学などの分野で、あるものを観察する行為が、そのものに影響を与えたり変化させたりすることを指す概念です。
デビューしたての女優が多くの人に見られることによってどんどん美しくなっていく、という事があると思うのですが、これも観測者効果の一つだと思います。

これって結構バカにできないと思うんですが、もし自分が何かに悩んでいて、で、自分の周りにいる人全員が「君はその悩みを乗り越える事ができない」と思っていたらどうでしょうか。自分自身がどれだけそれを乗り越えたいと望んでも、周りの人間のエネルギーに(彼らが口には出さなくとも)引っ張られてしまうような気がしませんか。

逆に、自分が自分自身でこれを乗り越えられると100%信じられなくても、周りにいる人たちが、「大丈夫だよ」というエネルギーで見守っていてくれたら、根拠はないけれども大丈夫という気持ちになるのではないでしょうか。

ビジネスでも同じことが言えると思っています。
お仕事をご依頼をいただくということは私のビジネスを応援していただいているということ、そしてもちろん私はクライアントさんのビジネスを応援する気持ちでお仕事をしています。

私は特に自分のWebデザイナーという職業柄、クライアントさんのビジネスについてよく理解する必要があるのですが、みなさん本当に素敵なビジネスをされていて、実際お会いする担当者の方々やオーナーさまも皆素敵な人ばかりなので、ついファンになってしまい、そうすると応援する気持ちが自然と湧いてきてしまうのですが。

もちろん、Webサイト制作は、Web上で集客をしていくための技術的戦略的な事柄は必須ですが、「この素晴らしいビジネスをみんなに届けたい」という気持ちでWebサイトを制作させていただくことも、とても大事な事だと考えています。きっとこのエネルギーはWebを、デザインを通して伝わると信じています。

そして私も頑張って素敵なビジネスをして、みんなに応援してもらいたいなあと!
応援し合える生き方、応援し合えるビジネス。そんな温かな繋がりをこれからも大事にしていきたいなと思うのです。

それでは、また!