ヨーロッパのナチュラル・オーガニックコスメ市場

こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。

ヨーロッパはオーガニック先進の地。オーガニックはドイツ発祥と言われています。
確かに、オーガニックコスメ業界の重鎮、WELEDAやドクター・ハウシュカ、マルティナなどはドイツの会社ですね。

なぜドイツやヨーロッパでこんなにオーガニックが盛んになったかというと、生産者や製造者、研究者への手厚い公的財政支援が存在しているからだそうです。日本にはまだこのようなシステムは存在しません。

聞いたことがある方も多いと思いますが、ヨーロッパでは日本のように、良い医療を安価で受けることができません。その代わり、薬局にはハーブや民間医療のコーナーがあって、ナチュラルな製品を使い自分たちでまずお手当をする、という考えがあるんです。
そういった背景もあって、ナチュラル・オーガニックのコスメや製品が多く開発製造されているのではないかなと思いました。

さて、ここヨーロッパに移住して良かったことの一つは、ヨーロッパのオーガニックコスメを日本よりも安く買えること・・・!

私はナチュラル・オーガニックコスメマニアで、Cosme kitchen超愛好家だったのですが(Cosme kitchenが出来た時は歓喜しました笑 あと、関連会社で働いていたので、当時は安く購入できた。)、正直高いなあ・・・と思いながら買い物していました。
まあ、そうですよね。飛行機で空輸しているので、当たり前です。製品を安定した状態で運ばないと行けないでしょう。関税もあるだろうし。

というわけで、ここで私の使用している製品を紹介させてください。

まずは基礎化粧品編!

左から、

・ALTEYA / ブルガリア / ハンドソープ
(ブランド名 / 国 / 製品名)
ユーカリとティーツリーの香りが心地よく、殺菌効果も見込める。帰宅してまずこれで手を洗うとホッとします。

・ALTEYA / ブルガリア / ローズウォーター
余計なものが入っていない、純度100のローズウォーター。洗顔後の化粧水前に、髪のセットに、香水がわりに、日焼け後にとバシャバシャ使用します。

・KORRES / ギリシャ / ハンドクリーム
これは実は友人にもらったもの。このブランドの好きなアイテムはリップクリームと日焼け止めなのですが、今手元になかった・・・
ハンガリーでは(ほぼ)買えません。ギリシャに行った時に買ってます。

・DORA NATURA / ハンガリー / スキンバーム
アトピーなど炎症を起こしているところにも使えるバーム。肌が荒れている時や日焼け後などにレスキュー的に使います。13種類のハーブを使用していて、香りがとっても良いです。

・Martina Gebhardt / ドイツ / メイク落とし
植物由来の乳化作用でメイクを落とすナチュラルなメイク落とし。朝の洗顔にもGoodです。

・ARGITAL / イタリア / フェイススクラブ
私の最愛ブランド、アルジタル。ここの製品はなんでも肌に合います。全ての商品にグリーンクレイが配合されています。このフェイススクラブは朝の洗顔用に、週一で。

・ARGITAL / イタリア / 歯磨き粉
セージの味が強烈(笑)な歯磨き粉。口内がデトックスされる気がするのが好き。

・ARGITAL / イタリア / シャンプー
頭皮に溜まったフリーラジカルを除去してくれるシャンプー。パソコンとお友達の私には欠かせません。なおシャンプーは頭皮ケアメインで考えます。

・Saloos / チェコ / ボディオイル
チェコ滞在時に出会ったブランド。ハンガリーではネットで買えます。大容量で安く買えるのがお気に入り。

次はメイクアップ編!

・Ere Perez / オーストラリア / 眉マニキュア
エレペレスはオーストラリアだった!私が知りうる限りでは最も成分がナチュラルなメイクアップブランド。ダークブラウンの眉マニキュアは私のメイクに欠かせません。日本ではなぜ眉色を明るくするのしか売ってないの?顔がぼやけるので、眉はしっかり派です。

・Ere Perez / オーストラリア / 眉ペンシル
眉毛はメイクを落としてもある、という状態をキープしたいので、成分にはかなり気をつけています。このブランドはあんまり安くないんですが、成分の良さが譲れず。アーモンド色の色味も抜群にいいです。

・Ere Perez / オーストラリア / ハイライト
ココナッツオイル配合のクリーム状のハイライト。シルバー系のパールでブルベの私にぴったりです。これは道ゆく女子に「何のハイライト使ってるの?」と呼び止められた逸品。

・KORRES / ギリシャ / マニキュア
白にピンクパールの貝殻のような色合い。夏によく使います。ボトルが可愛い。

・NAILBERRY / イギリス / マニキュア
健康的な爪を保つために悪い成分を出来るだけ排除したマニキュア。色がかわいいので選ぶのに迷います。

・MÁDARA / ラトビア / UVベース
これはないと生きていけないコスメ。ベージュ色でファンデーション要らず、香りがいい、肌にフィットしてよれうきなしです。このブランドはナチュラルな原料にスキンサイエンスをミックスした実力派。お高めですが、何を使っても良い感じです。

・MOSSA / ラトビア / リップクリーム
こちらのラトビアブランドはお値段がお手頃なのが嬉しい。全体的に比較的さっぱり目で、若い方向けかも。使用されている成分のフルーツがパッケージに書かれていて可愛いです。

・LILY LOLO / イギリス / アイシャドウ
ミネラル系のコスメブランド。パッケージがシンプルで好感が持てる。ファンデーションとチークもここのを使ってます。チークは永遠になくならない・・・

・uoga uoga / リトアニア / 色付きリップクリーム
キュートなパッケージがお気に入りのブランド。お値段もお手頃です。次はクリームチークを狙ってます。(今あるチークがなくなれば・・)

わー、すごい、長くなってしまいました・・
興味ある方いるかな?
上記は、エレペレス以外は全てヨーロッパブランドです。

なお、ヨーロッパはオーガニック認証もさかんで、大体のオーガニックコスメには認証マークが付いています、が、
私はあまりマークは気にしないで買っています。
どちらかというと、対象ブランドのWebサイトを見に行って、そのブランドの在り方を見て決めるタイプ。

なぜかというと、同じ成分を使っているブランドがいくつかあったとして、でもその成分にも良し悪しがると思うんですね。で、そこはもう、その会社の良心を信じるしかないわけです。
もちろんどのブランドも良いことばかり書いてあるので、最終的にはフィーリングで判断になってしまうのですが、感覚的に信用できるかどうかはとっても大事なのではと思います。

オーガニック、だからと言って良いわけではないです。ビジネスとしてやっている会社の多いこと。
その中で、真摯に商品と顧客に向き合っているブランドはどこかな?と、そういう目線で見ていると自ずと分かってくるはずです。

それでは、また!