こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。
今日はハンガリーのコンテンポラリーサーカスカンパニー、Recirquel(レシルク)の公演を見にブダペスト芸術宮殿Mupaまで行きました。
Recirquelの公演を見るのはおそらく4回目かな。今日見た演目は写真のこちら、SOLUS AMOR(ソルス・アモール)。ラテン語で「愛だけ」という意味です。
Recirquelの公演を初めて見たのは今年の夏。彼のお母さんにチケットが余っているから来ないかと誘ってもらい行ったのでした。演目は同じくSOLUS AMOR。
初めて見た時の衝撃はすごかったですね。アクロバットの技術が素晴らしいのはさることながら、ダンスの美しさ、衣装のモダンさ。まさに芸術でした。
言葉でいくら語っても伝わらないと思うので、彼らの公式Instagramを引用させていただこうと思います。
はあ〜・・うっとりです。
衣装が本当に好きで、シンプルなグレーのレオタードなのですが、体のおうとつに合わせた陰影が施されており、繊細かつ魅惑的に仕上がっています。
どこか遠い国の民族衣装のようで、未来的。
ホッキョクグマの人形が出演するシーンがいくつかあるのですが、その熊はワイヤーで作られた土台にシフォンのような生地を貼った独創的なもの。こちらも機械的・未来的なデザインのようで古典的な雰囲気もあるものでした。
音楽も壮大で美しく、この世界観が本当にたまらないのです・・・・。
モダンダンス・コンテンポラリーダンスは、観る側が色々な解釈ができるもの。
テーマは「愛」とあり、これも壮大なテーマで、色々な解釈の余地がありますね。
ただ、鑑賞後は、敢えて言葉では語りたくないなんとも言えない余韻を持たせてくれるんですよね。
あと私が見たのは、Paradisum「破壊された世界の沈黙の後の再生の神話」、と、IMA(Pray)「祈り」というアクロバットが一人だけで演じる演目です。
どれも素晴らしかったですが、やはりSOLUS AMORが一番かなあ。
何度も見たくなりますね。見るというよりも、世界に入る、が近い感じ。「見る」よりも「感じる」ですね。
彼らのInstagramを見たところによると、韓国公演もあったみたい。
日本でも公演される日が来るといいなあ。
それでは、また!