"価値を上げる"ということの無意味さ

“価値を上げる”ということの無意味さ

こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。

久しぶりにきちんとお金に向き合おうと思い、先週末は本田健さんの本をいくつか読みました。
本田健さんの本は有名なので読んだことがある方もいるかなと思うのですが、

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣
一瞬で人生を変える お金の秘密Happy money
本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう!

の3冊です。

これらを読み進めるうちに、今回かなり大きな気づきがあったんです。
それはいわゆる「価値の高い低い」なんてものは存在しないということ。

これはどういうことかというと、私もよくやってしまっているのですが、
例えば自分より「できるように見える」「すごい人のように見える」人と自分を比べて、自分の方が価値が低いような気分になってしまい、
だから私のサービスは高い金額では売れないのかなーとか、フォロワーが増えないのかなーとか、という風に思ってしまうことってありませんか?

「自分自身に価値があると思えない」というやつですね、無価値感を感じている。

でも、そんなものは存在しないんだ・・・と今回腹落ちをしたのです。

頭ではなんとなーーーく分かっていたものの、お腹の底から感覚的に納得できたのは今回初めて。

これらの本の中で、特にどの文章がドンズバでこの悟りに私を至らせた、というのはなく、
全体的なストーリーの中で、という感じなのですが、「本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう!」からひとつ、すごく記憶に残っている箇所を抜粋してみますね。

効果は必ず両面で、片側だけのものはありませんから、与えるギフトがあるとすれば、必ず受け取ってくれる人がいます。

自分が存在しているという事実が、自分は価値のある人間であるという証拠です。
自分が必要とされているから存在しているのです。

本田健著 本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう! より

これはビジネスにも言えることで、例えばブランディングって「ビジネスの価値を高めるもの」だと思っている方も多いかと思うのですが、
間違っているとまでは言わないですが、何かをプラスしてよりよく見せる、といった種類のものではないんです。

どちらかというと、元々持っているものを見出して、分かりやすいように顧客に伝えていこう、といったもの。

そして、先ほど抜粋した文章の、
「効果は必ず両面で、片側だけのものはありませんから、与えるギフトがあるとすれば、必ず受け取ってくれる人がいます。」のところから、
「あなたのサービスは受け取ってくれる人がいるから生まれてくる」とも言える。

プラスマイナスの原理や、陰陽の法則などにも当てはまるような・・・

ただし、「エゴ」ではなく、本当に内側から自然と出てくるギフトのようなものでなくてはいけませんね。

お金についての考え方を学ぼうとして、「価値」といった本質的な話まで辿り着いてしまいました。
たまにはしっかりと自分を内省することはやはりいいことだなと思いましたね。

皆さんもぜひ、本田健さんの本を読んでみてくださいね。

それでは、また!