ブダペストで本格的に事業を開始する、かも

ブダペストで本格的に事業を開始する、かも

こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。

年末になると、私の居住許可証の更新手続きが近づいてくるわけなんですが(私がたまたま一年ごとの更新で毎年このタイミングになっているだけ)、今年は法律が変わったせいで、今までの緩い種別の許可証タイプはなくなり、本格的にハンガリーで事業を開始しないといけなくなりました。

かも、とタイトルで言っているのは、まだ、「本当にやるのか・・・?」という気持ちが残っているからです。

私はハンガリー語はもちろん、英語もビジネスで使えるレベルとは言い難いですし、こちらでのキャリアは無く、マーケット事情もよく分かっていません。
どうすれば軌道に乗せるところまで行けるのか・・・が未知数すぎる。

なお現在のハンガリーでは、

・ハンガリー国内の会社で雇われる
・他国の会社社員だがハンガリーに住んでノマド的に働く
・アントレプレナーとして起業
・会社設立

このあたりが一般的な外国人が選べるタイプの居住許可証になります。(2024年11月現在)

それ以外だと、高い不動産を買うとか、国債たくさん買うとか、超お金持ちじゃないと難しいやつがいくつかあります。

私は今回はアントレプレナータイプでとりあえず申請完了。
でもあとまだいくつか提出しないといけない書類がいくつかあって、今日はそのために日本大使館に行ってきました。

自国の大使館って、特に行く用事がないものなんですね。3年住んで今日が初めてでした。今回は移民局に提出を求められたので、犯罪経歴証明書の申請をしに。

ブダペストの市街地から少し離れた丘の上の閑静な住宅街の中に大使館はありました。
大使館はやはり警備が厳重ですね。しっかりと柵に囲まれていて、どこから入るんだろう・・ときょろきょろしてたら、急に英語で話しかけられる。

壁側に鏡があるな・・と思っていたらマジックミラーで、守衛室がその中にありました。
そこでパスポートの提出を求められる。今回はアポイントを取って行きましたが、なくても入れるのかなあ?日本のパスポートなら入れそうです。
守衛のおじさんがすごく感じのいい人だったけど、日本語は話せないみたい。

無事窓口に辿り着き、申請完了!
そういえば、指紋を取られるのですが、これがアナログだったんですー。機械で撮るのではなくて、指にインクパッドでインクを付けて紙に押すスタイル。それも両手の全部の指を一本づつと、親指以外の4本を揃えてと、親指のみをもう一度。さらにはこれを念の為ということで用紙2枚分。手が真っ黒になりました。初めての経験です。
対応してくれたお姉さんも、こんなのここでしか見た事ないと言ってましたね。

起業した身としてようやく日本のマーケットに慣れてきた感じが出てきたのに、今度はハンガリーの研究をしないといけない!

でもこれも何かの縁と思って、やるしかないですね。
また色々報告させてください。

それでは、また!