Webサイト制作で魅力を再発見し進化して未来に向かっていく

こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーの美保子です。

Webサイトを作成するとき、私は、クライアントのビジネスにじっくりと向き合うことになるのですが、
サービス内容についての詳細やなぜそれを提供することになったのか、現在の事業の状況、ビジネスを立ち上げた時の話、紆余曲折あったこと、
などを伺っていくうちに、その方々のビジネスの魅力、唯一無二のユニークさを発見し、いつもしみじみと感動をするのです。

それは何かものすごく目立つものだったり、他にはない特別なサービスだったりするものではなくって、
なんというか、積み上げてきたものがそのユニークな形になった、と言えばいいでしょうか。

そして、そのユニークさをデザインや文章として翻訳し、クライアントの顧客に届けていくこと。
これが私のデザイナーとしての仕事だと思っています。

そしてこの工程を通して、クライアントにもご自身のビジネスの魅力を再発見して欲しいなと思っています。

Webサイトリニューアルをご依頼いただくとき。それは、クライアントのビジネスの飛躍の時ということも非常に多いです。

単純に、新事業を始めたいとか、そういうタイミングではなく、
「そろそろリニューアルしたいなと思って」「今の担当の制作会社を変えたくて」
そういった理由でご依頼をいただくとき。

クライアントご自身も最初ははっきり気づいていなかったりするのですが、
「今のデザインやサービス内容が事業にしっくりこなくなった。」
そういった感情も隠れているなと私は感じています。

サイト制作を進行していくと、その感覚が大きくなって、
結果、サービス内容を刷新したり、新しいサービスを作ったり、ということもあります。
デザインについても、当初ご希望のものから、”その新しい形”のためのデザインに。

クライアント自身も、サイト制作をきっかけにして改めて、ご自身の事業に向き合うことになっての変化なのだなと感じています。

情報を整理し伝えやすくし、デザインも見やすく、より魅力的に。
事業の目標を達成できるものに。

これがいわゆる”Webサイトリニューアル”ですが、それだけではない、言葉に表しにくいものがその過程にある。
それを今日は伝えたくて、書いてみました。

Webサイト制作で魅力を再発見し進化して未来に向かっていく

単なるWebサイトリニューアルではなく、これを小さくないきっかけとしていただき、クライアントがビジネスのより良い未来を作っていくこと。
そしてWebデザイナーはその共創者としてあるべきということを、いつも心に置いて仕事をしていこうと思っています。

それでは、また!

この記事を書いた人

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Mihoko Takata

Design studio M. オーナー | Webディレクター兼デザイナー | Webデザイナー18年目 | 日本ノーコードウェブ制作推進委員会理事