グランピング宿泊施設R GARDENさまのWebサイト英語版を作成しました

グランピング宿泊施設R GARDENさまのWebサイト英語版を作成しました

こんにちは!ブダペスト在住Webデザイナーのみほこです。

今回、山中湖富士山麓にあるグランピング宿泊施設R GARDENさまの、英語版Webサイトを作成させていただき、先日リリースとなりました!

R GARDEN 英語版サイト:
https://rgarden.jp/en/

R GARDEN公式Webサイトの日本語版も、実は過去私が対応させていただいたもの。

R GARDENさんのWebサイトプロジェクトを振り返る:
https://designstudio-m.jp/r-garden-website-pj/

制作事例・アールガーデン山中湖:
https://designstudio-m.jp/r-garden-website-pj/

2023年にオープンされてからはや2年、いつもお客様が絶えない素敵な場所。
ご夫妻で運営されているのですが、奥さまの渡辺里奈さんはお友達としても仲良くさせていただいている方です。

最近、外国人観光客が日本でもとても増えてきていますが、R GRDENでも外国人のお客様が増えてきているとのこと。
創業当初は特に外国の方はターゲットとされていなかったのですが、現状を踏まえ、やはり英語版サイトもあった方がよいだろうとのことで、今回ご依頼いただきました。

R GARDENさまは、予約システムとしては現在、自社サイト(宿泊予約システムChillnn利用)とBooking.comの2つをお持ちで、外国人のお客様は主にBooking.comからの予約だそうです。

Booking.comはマージンを取られるので、出来れば自社サイトで予約してほしいもの、ですよね?

日本では分かりませんが、私の住むここヨーロッパでは、こだわりのある宿泊施設は必ずいい感じの自社Webサイトを持っていて、
Booking.comで予約するよりも自社サイト経由の方が少し安く予約できるのが一般的。
私も、Booking.comで調べた後に、その宿泊施設の自社サイトを名前で検索し、自社サイト経由で予約することも多いです。

詳しくはこちらで書いてます↓

今どきのショートステイ用アパートメントは素敵なWebサイトを持っている
https://designstudio-m.jp/apartment-for-shortstay/

今回の自社サイト英語化は、その狙いもあり、
予約システム周りの文章や、予約完了の際に送られるメール文なども全て、英語化対応させていただきました。

今回の英訳の一番のこだわりポイントと言えば、R GARDENのキーワードにもなっている、

焚き火トリート

焚き火×人×リトリート

の部分。

R GARDENはお庭のファイヤーピットにて焚き火を提供されています。

焚き火のリトリート効果で日頃のしがらみから抜け出し癒されて欲しい焚き火を友人や家族・仲間たちと囲うことで心の距離を縮めてほしい
というオーナーの気持ちを込めて作られた造語「焚き火トリート」。

これをどうやって英語で伝えるか。
特に「人」の部分の英訳と説明が難しく、悩みました。

最終的に、ここでは、Companionshipという単語に訳しました。

Companionshipは、「一緒にいることによる心のつながり」や「仲間意識」を指す言葉です。単なる「一緒にいること」ではなく、精神的なつながりや安心感が含まれるのがポイントです。

この単語を使用することで、よりオーナーの気持ちがシンプルに伝わる英訳ができたと思います。

実際の英訳はこちら↓

あとは、全体的に、フォーマルすぎず親しみ感が湧くような、Welcomingな雰囲気の英文にしたのもポイントです。

例えば、この予約ボタン上にある、施設のポイントを並べた箇所↓

英語のネイティブチェックをお願いした人にも、クスッと笑ってもらえたのが、この「Stay with your furry friend」。

直訳すると、「毛むくじゃらの友達(=ペット)と一緒に泊まる」。ちょっと可愛く面白い表現です。
「ペット同伴OK」 を柔らかく、親しみやすい表現で伝えたいときにピッタリです!

こうして、一つ一つの単語にもこだわり、サービスのユニークさ、素晴らしさが伝わるように英訳させていただきました。

あとは、英語と日本語版を切り換えできるように、相互リンクを設置したり、
Googleなどのサーチエンジンでサイトに訪れた人が、日本語設定をしていれば日本語版、その他の言語の設定をしていれば英語版が優先して表示されるように設定しました。

Webサイトの英語化というと、Google翻訳があるから不要では?という声もありますが、
やはり機会翻訳だと正確に訳せないこともまだまだ多いですし、言語が変わるとレイアウトも崩れてしまうので、せっかくのWebサイトの魅力が半減してしまいます。

こうして丁寧に英語版も作成してあげることで、サービスの魅力がより伝わりやすくなり、かつ顧客側からの理解も深まるので、
企業側も顧客側もお互いにハッピーな結果になるのではないでしょうか!

Design studio M.では、Webサイト英語化・多言語サイト作成(英語/日本語のみ)も受け付けております。
詳しくはサービスページを見てみてくださいね。

それでは、また!

この記事を書いた人

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Mihoko Takata

Design studio M. オーナー | Webディレクター兼デザイナー | Webデザイナー18年目 | 日本ノーコードウェブ制作推進委員会理事