サイト制作の際はWeb戦略全体のコストバランスを考えて

こんにちは!Webデザイナーの髙田です。

自社サイトの新規制作をする際、必ずそれ単体でのコストだけを考えないでください。そうしてしまうと、高いお金をかけても「作りっぱなし」のサイトになってしまいます。

前回前々回の記事でも書いた通り、Webサイトは単体では機能しません。
サイトに訪れてもらうための施策が必要です。そのための経費も含めWeb戦略の全体像を把握しておくことが大事です。
サイト制作だけにお金をかけすぎてしまい、それ以外に使う経費の余力がなくなってしまうのは避けたいところです。

また、Webサイトの寿命については色々意見がありますが、大体3~5年か、とか、2〜4年では、などと言われています。
どうでしょうか、思ったより短いなと思う方が多いのではないでしょうか。
比較的頻繁に作り直す必要がある、ということも頭に入れておく必要があります。

例えば年間にWeb戦略(集客)に使える経費が、120万円。新しく自社サイトを作って3年くらい使用する予定を立てるとします。
・制作に90万かけるとして、3で割って年30万円
・保守運用で月2万5千円、年30万円
・SNS広告で月5万円かけて年60万円

上記はとてもざっくりですが、こうやって必要な経費を一旦洗い出してみると良いでしょう。

下記に、Web戦略の年間経費を検討できるイメージ図を作成してみました。大体のビジネスで必要になる項目を入れています。
こちらを参考に、ぜひ一度全体経費とそのバランスについて考えてみてください。
※画像はタップで拡大、ダウンロードできます。

慣れてきたら、「Web上でこれだけ集客できるのだから、これくらいコストをかけても回収できる」など、自社でより良い戦略を立てていきやすくなり、無駄がなくなります。
こうして常に全体像を考える癖をつけていただくことをお勧めいたします。

それでは、また!