Webサイトは育てるもの

こんにちは!Webデザイナーの髙田です。

Webサイトは作って終わり、ではありません。育てていくものです。

どんなに優秀なデザイナーでも、100%効果のある完璧なWebサイトを一回で作ることはできません。
来てくれているお客さんが自社サービスのターゲットに合っているのか、サイトをどういうふうに見てくれているかなどは実際公開してみないと分からないのです。

サイトを公開してから、GoogleアナリティクスやMicrosoft Clarityなどのアクセス解析ツールを使用して、改善を加えていくのがベストです。
そうして改善を加えていくことにより、サイトがより自社のニーズに合ったものに最適化されていきます。

Small tips!

▶︎Google アナリティクスとは
Googleが無料で提供するWebページのアクセス解析サービスです。これをWebサイトに設置すると、サイトがどれくらい見られているか、どこから見に来てくれているかなどの情報を知ることができます。
今やこれを導入していないWebサイトはないといっても過言ではない、必須ツールです。

▶︎Microsoft Clarityとは
Microsoftが無料で提供するサイト分析ツールです。どのくらいスクロールして、どのボタンを押し、どのページを見てくれたか、サイト内での行動をさまざまな指標で記録してくれるものなのですが、特筆すべきはお客さんが見ている実際の画面を録画してくれる機能です。これで、実際サイト内の何に興味を持ってくれたかがすぐにわかります。

それでは具体的にどういう風に育てていけばいいのかを簡単に解説してみましょう。

Problem1. サイトに人が来ない

これは単純に、サイトに訪れてもらうための動線が少ないため、という理由もあると思いますが、もし色んな箇所にリンクを設置していてもまだ見てもらえないようであれば、サイトへの誘導のクリエイティブ(文言や画像など)を改善する必要があるでしょう。

Problem2. サイトに人が来てもすぐ帰ってしまう

この場合は、ファーストビュー、つまりサイトに訪れた時に一番最初に表示される部分が魅力的でない、もしくはリンク元のクリエイティブから乖離している(別物に見えてしまう)ため、お客さんがサイトを見て自分の欲しい情報ではないと判断しがっかりして帰ってしまっているということが考えられます。
Webサイトへ誘導するためのクリエイティブとWebサイト自体は統一感がないとダメですね。
または、まれに、写真や動画を入れすぎて重いので読み込み完了まで待てないで閉じてしまっている、ということもあります。

Problem3. サイト内を見てくれているが、お申し込みや問い合わせに繋がらない

この場合は、サイト自体に問題があります。
サイトで魅力を十分にアピールできていない、サイト内の情報がわかりづらい、お申し込みまでの導線がわかりづらい、ということが考えられます。
こういったサイト内のお客さんの行動については、Microsoft Clarityを入れてみてみるとどういったことが原因が、大体判断できます。

いかがでしたでしょうか。
せっかく作ったサイトなのに、なかなか効果が出なくて、、作り直した方がいいのかな?とお思いの方も多いはず。
でも、本当は少しの改善で済むのかもしれません。
ツール導入自体は難しくないので、ぜひ取り入れてみてくださいね!

それではまた!